認知症・アルツハイマー病におけるCBDオイルの6のメリット(科学的視点)

CBDオイルは、多くの有益な特性を持つ黄金の液体です。 CBDの有益な特性は、セロトニン受容体、GPR555、TRPV-1受容体など、体内の多くの受容体との強力な相互作用によってもたらされます。 





CBDオイルは、PTSD、線維筋痛症、片頭痛、関節リウマチ、癌、不安症、腰痛、てんかん、乾癬、吐き気など、多くの疾患の症状を緩和するのに役立つと報告されており、今回はCBDの認知症・アルツハイマー病への効能を科学的な視点からご紹介します。









認知症・アルツハイマー病問題行動におけるCBDオイルの利点





CBDオイルは、抗炎症、抗酸化、抗不安、抗不眠、抗うつ、制吐作用があります。これは、認知症・アルツハイマー病の症状である、不眠症、苦痛、薬の使用による吐き気などの緩和に役立ちます。





1. CBDの神経保護、抗酸化、抗炎症作用









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認知症・アルツハイマー病は、脳の深刻な、ニューロンの喪失、アミロイドβの形成、タンパク質の誤形成などがあります。認知症・アルツハイマー病の原因の1つであるアミロイドβは、ニューロンに対して毒性があり、ニューロンを死に至らしめます。





認知症・アルツハイマー病のさらに悪化させる為、アミロイドβの形成を防ぐことは、認知症・アルツハイマー病の予防と治療にとって非常に重要となります。





Journal of Neurochemistryに掲載された研究では、CBDが神経保護作用や、抗アポトーシス作用、抗酸化作用を有しており、アミロイドβの毒性から脳細胞を保護するのに役立つ可能性を示唆しています。また、活性酸素種(ROS)、脂質過酸化などの低下も観察されており、抗酸化作用への効果もあります。





認知症・アルツハイマー病問題行動のマウスベースでの研究では、CBDがマウスの認知障害の進展を逆転させ、防止・治療の可能性があると報告されており、主にCBDが反応性神経膠症と神経炎症を軽減する為だと言われています。





内因性カンナビノイドシステムとの相互作用により、直接的または間接的に発生するCBDの抗炎症、抗酸化、神経保護特性は、認知症・アルツハイマー病を含む多くの神経変性疾患に予防的及び治療的有効性があります。





2. CBDは認知症・アルツハイマー病患者の問題行動を改善します









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認知症・アルツハイマー病は、患者の行動や気分の変化をもたらし、これらの変化はしばしば非常に顕著で、患者と家族の両方に多くの苦痛をもたらします。
一般的な問題行動には、うつ病、不安、イライラ、攻撃性、幻覚、怒り、落ち着きのなさなどがあります。





日常生活に支障をきたし始める問題行動を緩和・改善するために、抗うつ薬、抗不安薬、抗精神病薬が患者に処方されることがありますが、これら処方薬はしばしば副作用などの問題を伴いますが、CBDオイルは抗不安剤と抗うつ剤の特性を持っているため、これらの症状を緩和する事が出来ます。

不安とうつ病の動物実験の多くの研究では、CBDが不安障害とうつ病に非常に有益な役割を果たすことが報告されています。研究では、フォーゲル競合テストや迷路テストなどを使用して、CBDが抗不安作用と抗うつ作用を示すことが証明されており、研究者たちは、これを5-HT1A神経受容体とCBDの相互作用に起因すると考えています。
ストレスにさらされた動物へのCBD投与実験では、21日間のCBD投与がストレスを起因とする不安を軽減する顕著な結果を残しました。





また、社会不安やパニック障害を有する人々は、CBDの使用により、よりリラックスした気分になれるというレポートもあり、動物実験ではCBDを投与された動物は運動量が増加しました。





うつ病のマウスでの別の研究では、CBD投与がマウスのうつ病行動と神経化学面の両方を改善できることを示し、長く効く抗うつ薬のような効果を発揮し、効果も迅速にもたらされました。 これはセロトニンとグルタミン酸の濃度が増加した為であり、脳皮質改善され、それが抑うつ症状の緩和へと繋がります。 CBDによる5-HT(1A)受容体の活性化作用は、イミプラミンと呼ばれる薬の効果に匹敵します。





概要





攻撃性うつ病などの問題行動は、認知症・アルツハイマー病の患者によく見られます。患者はしばしば抗不安薬と抗うつ薬を処方されていますが、CBDオイルは強力な抗うつ剤と抗不安特性を持っているので、アルツハイマー患者が直面している問題行動のある患者にとって良い選択肢となります。









3. CBDは、認知症・アルツハイマー病に関連する睡眠障害を緩和









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認知症・アルツハイマー病の患者は、しばしば睡眠障害に苦しんでいます。これは記憶、気分、行動などの変化が、睡眠障害の一因となっています。病気は脳に影響を与え為、日常の機能に関与する多くの脳回路が影響を受けます。





患者は処方薬の使用により、日中に眠気を感じる傾向にあり、研究によると、認知症・アルツハイマー病の患者は夜に目を覚まし、その後、長時間眠れずに目覚め続ける傾向があることがわかっています。





睡眠障害は、うつ病、無呼吸睡眠、むずむず脚症候群などが原因となり、夜間の睡眠不足は、苦痛、機嫌の悪さ、不安の増加などを引き起こす可能性があります。また、睡眠は体を若返らせるために重要であるため、体の回復が遅くなります。





CBDは、睡眠の質と量を改善することで、通常の睡眠スケジュールへの回復に役立ちます。日中の覚醒を高め、低用量で眠気を減らすことが示されています。より高い用量では、睡眠の質を改善し、眠気を促進することが示されています。





若年成人で行われた研究では、15mgのCBDが注意喚起効果を有することが示されました。日中は居眠りし、夜中は目を覚ましがちな患者は、低用量のCBDを日中に使用する事で、日中は目を覚まし続けることができます。





別の研究では、CBDが覚醒を誘発し、過度の傾眠などの睡眠障害を治療するのに役立つ可能性があることが示されています。





概要





認知症・アルツハイマー病の多くの患者は、睡眠と覚醒の乱れに苦しんでいます。これはしばしばストレスの増加と機嫌の悪さをもたらします。CBDオイルは、患者の昼寝を防ぎ、夜間の睡眠の質を改善するのに役立ちます。





4. CBDオイルは吐き気や嘔吐の問題を解決









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ドネペジル、リバスチグミンなど、認知症・アルツハイマー病の症状を管理するために一般的に使用されている多くの薬物には、副作用があることが示されています。最も一般的に発生するものは、吐き気、嘔吐、排便の変化などです。これにより、患者の苦痛が増し、不快感が高まります。患者が不快感を心配することなく薬を使用できるように、これらの副作用を軽減することが重要です。





CBDオイルには強力な制吐作用があります。妊娠、がん、不安など、さまざまなケースで吐き気と嘔吐の軽減に役立つことが示されています。ドーパミンD2とセロトニン5-HT3受容体は、吐き気と嘔吐の発症に関与しています。多くの研究とレビューでは、CBDがセロトニン5-HT3受容体と相互作用することが報告されています。





CBDはまた、生化学的5-ヒドロキシトリプタミン-1A(5-HT1A)の間接的な不活性化を示します。このモノアミン神経伝達物質は吐き気のメカニズムに関与しているおり、CBDの制吐作用は、この不活性化に起因すると考えられています。





CBDはアナンダミドを分解する酵素を不活性化し、血清中のその濃度を増加させ、最終的に全体的な抗吐き気効果をもたらします。したがって、CBDオイルの制吐作用は、認知症・アルツハイマー病の処方薬から生じる悪心や嘔吐関連の副作用を軽減するのに役立ちます。





これとCBDオイルの他の有益な効能との組み合わせにより、認知症・アルツハイマー病の患者にとって良い選択となります。





概要





吐き気と嘔吐は、認知症・アルツハイマー病のさまざまな処方薬の副作用として発生する可能性があります。ドーパミンD2受容体、セロトニン5-HT3受容体、アナンダミドなどとの相互作用により制吐作用を示すため、CBDオイルを使用することでこれを軽減できます。





5. CBDは神経伝達を促進









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ニューロン(神経細胞)は神経系の基本単位です。神経科学の調査結果によると、人間には約1,000億のニューロンと、ニューロンの栄養提供と保護に関与するニューログリアと呼ばれるいくつかの隣接細胞があります。





ニューロンは記憶を割り当て保存しているので、その構造および機能的に対するあらゆる種類の損傷は、記憶の喪失を引き起こす可能性があります。





記憶割り当てのプロセスは、特定の記憶を格納する特定のニューロンとシナプス(神経細胞接合部)にて決定され、ニューロンは一生を通じて分裂、増殖、再生しない為、その結果、人間は加齢とともに自然とぼーっとする事が多くなったり、物忘れが激しくなったりするようになります。





しかし、アルツハイマー病の場合は、アミロイドやタウタンパク質の異常な集合体が発見されている事から、神経ネットワークの損傷が加速的になっている事が明らかになっています。退行性の損傷は、海馬の記憶形成に関与する脳の領域で発生し、神経細胞が死滅すると、さらに多くの部分が影響を受け、脳組織全体が縮小していきます。





研究ではCBDが成人の脳でこのプロセスを保護し記憶喪失を防ぐことができることが示されています。





トリニティカレッジで行われた2015年の研究では、CBDやTHCなどの植物性カンナビノイドが、おそらくエンドカンナビノイド系(ECS)の受容体であるCB1とCB2を媒介することで、成人の脳神経保護に役割を果たすことが示されています。





概要





CBDは成人の脳神経発達を促進し、ニューロンの記憶割り当てを強化することで、認知症・アルツハイマー病の症状をコントロールするのを手助けします。





6. CBDは日常生活に不可欠な認知力を改善









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認知は、思考や日常の経験を通じ知識や理解を得るためのメカニズムです。最も重要な認知能力の1つは、日常の活動を行う上で重要な役割を果たす記憶です。記憶は一般的な知識(意味的記憶)だけでなく、人生経験(エピソード記憶)に従って形成され、それが私たちの個性となっていきます。





記憶に加えて、あらゆる種類のタスクを実行するにも、知覚、注意力、問題解決、意思決定、批判的思考など、様々な認知能力が必要となってきます。





記憶関連の能力は、脳の側頭葉の特定の部分(頭蓋のこめかみの近く)と、前頭葉に依存します。認知機能障害は、これらの部分に対する疾患、けが、または外傷によって引き起こされ、認知症・アルツハイマー病の場合、認知に関与する神経ネットワークが破壊される事で引き起こされます。





認知症・アルツハイマー病の研究は、脳内により高いアミロイドβタンパク質の沈着が記憶や認知能力の喪失と相関することが示されており、海馬の体積(サイズ)も、アルツハイマー患者の記憶喪失と認知機能障害の重要な因子となっています。





ロンドンのキングスカレッジによる2013年の研究では、認知機能に対するCBDに代表されるカンナビノイド成​​分が好影響をあたえると評価されています。





要約





CBDは認知を改善するのに役立ち、それによって認知症に苦しむ患者が自分で日常の活動を行う手助けが可能です。





認知症のCBD投与量と使用法









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投与量は人やその症状よっても異なり、摂取するCBDの濃度によっても変わってきます。また、CBDオイルは100mg-600mgの範囲で異なった濃度の物が販売されています。





CBDを認知症に使っているユーザーは毎日600mgのCBDオイルを使用しているとのレポートがあります。最適な用量は、1日あたり200〜300mgの少量から開始し、その後、症状をみながら、用量を徐々に500〜600 mgまで増やす事がおすすめです。 





600mgの摂取では多くの人が不安、不眠症などのケースでも効果があるとのが報告があります。





摂取方法は、舌下投与が最も一般的です。口の中に直接油を落とし、飲み込む前にしばらくの間、舌の下に貯めるとより速く、より良く体内に吸収する事ができます。



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